スタンフォード式 最高の睡眠 西野精治

やや冗長な書き方である。前置きが長く、なかなか方法論に入っていかない。
方法論を論じる際に、「~という研究結果がある」「~というエビデンスがある」と書かれるのみ。どんな研究内容なのかがよくわからないので面白みに欠ける。
そのような欠点があるが、内容は興味深く、新しい知見もあった。
眠りに「温度」と「脳」の2つのスイッチが重要であるということが書かれてある。
「温度」のスイッチに関しては、入浴や室温、服装についての知識を得ることができた。
「脳」のスイッチについては、寝る前は思考力を使わないほうがいいということや、起きた後に光を浴びることの重要性が書かれていた。
私が最も知ることができてよかったのは、最初の90分の睡眠が最も重要であるということや、いつもの就寝時間の2時間前は眠気が阻害されるということだろうか。
睡眠に関するプレッシャーがかなり軽減したのでね。

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