言語？体の構造？頭脳？連携？数？
全てであろう。
一対一では猛獣には勝てないし、集団対集団でも上記のどれかが欠けると負けるだろう。つまりは地上の環境が人間に都合が良かったということだ。努力したから勝ったということはできない。歴史は単なる偶然の積み重ねにすぎない。今とは違った現在は無限に考えられるが、今の世界の姿は奇跡であるともいえる。
個人に当てはめても同じことがいえる。スタート時点で勝負は決まっているようなものだ。いくら努力しても自分の才能が不向きであれば、努力は報われない。才能があれば努力は報われるまで続けられるだろうが、才能がないにもかかわらず結果が出るまで努力できるという人はいない。失敗の連続にいつまでも耐えきれる人間はいないのだ。
あきらめてはいけないというけど、私はいろんなことをやったほうがいいと思う。何かにものすごく熱中できて、自分に思いがけない才能があることを知ることができるかもしれない方法だと思うからだ。