憂鬱になるとき

 憂鬱になるときは決まっている。

 人と自分を比べたときだ。

 不公平だと感じたり、疎外感を感じたり、認められないと感じたとき、憂鬱になる。

 本当は等価交換の原則に従っていると思うが、釈然としない。ここにも心理学における「根本的な帰属の誤り」が作用している。「自分は頑張っている。環境が悪いのだ」と。

 自分での自分の評価はあてにならないのだ。

 自我を消失させないと自分についての評価は正しくできない。

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