今日やろうと思っていたことがあったのだが、あれこれ悩んで結局先送りしてしまった。予定通りにいかなかったことでちょっとへこんでいる(´・ω・`)決めたことを実行できるのは強さの一つの現れかもしれない・・・
さて、東京電力の株は買いなのか?という問題についてだ。
株価は現在(2018/02/22の終値)401円となっている。
PER2.23、PBR0.41、ROE=PER/PBR=18.3%となっている。
数値だけ見るとかなり割安と思える。バブル期にはディフェンシブ銘柄の代表銘柄であり、買っておけば間違いがない会社の一つであった。現在はライバルが多く、東京ガスやジュピターテレコムに価格競争で負けている。しかし、東電、関電、中電はブランド力があるのではないだろうか。他の電気料金のほうが安いかもしれないと思いつつ、大して変わらないなら東京電力でいいかと思ってしまう。ドコモの客が他へ流れていかないのと同じ。大して値段が変わらないならドコモから移る必要はないと思うだろう。
これは行動経済学で研究された人間の不合理性の一つの現われである。人間は行動を起こして失敗するのを避ける傾向がある。現在の選択を変えて後悔するのを嫌がるために、かなりのインセンティブがないと行動起こさないのである。不満がないなら動かないということだ。もし東京電力から東京ガスに鞍替えさせようと思うなら、かなりのインセンティブが必要となるのではないだろうか。
それなら東京電力は安定的な売上で推移する。株価はもう少し上昇余地がある。
財務内容は直近の決算資料や四季報で見る限りでは自己資本比率が低い以外には問題がないようだ。
平成30年3月期 第3四半期決算短信
不人気割安株であることは間違いないだろうが、問題はこの先上昇余地があるのかということだ。
電力需要量の推移
電化製品の省電力化にともない、電力需要料は減っている。売上が大きく伸びることはないだろう。
まあ、ポートフォリオに少し入れるくらいならいいのではないかというのが私の考えだ。原発再稼働ができれば化ける可能性もある。
私は迷うところだ。今ひとつ所有欲をそそられない感じがする。持っていてもいいがどうせ上がってもすぐに売ってしまうだろうから、自動車メーカーを買いたくないのと同じ。ワクワク感がないのは良くない。
下値不安があまりないので、リスクは小さい。最小単位で持っていてもいい。